コラム

 公開日: 2017-02-20 

「申告が必要!」相続税を軽減できる配偶者の軽減と小規模宅地の特例

例えば自宅の土地と建物を相続した場合、相続税を支払うために土地・建物を売却しなければならないといったケースがあります。しかし自宅を売却してしまうと住むところがなくなり、その後の生活が困難になってしまいます。

このように相続税を支払う資産がない。支払うために自宅を売却しなければならないといったことを防ぐため、相続税には様々な軽減措置があります。ここでは多く使う2つの措置をご紹介します。

配偶者の税額軽減

亡くなった方の夫もしくは妻が対象となり、配偶者が取得する財産が1億6,000万円まで、もしくは法定相続分のどちらか高い方までであれば配偶者に相続税は課せられません。

つまりは極端な話、10億円の財産があっても配偶者が法定相続分の2分の1(配偶者と子のみの場合)であれば配偶者には相続税は課せられないということです。このように配偶者はとっても優遇されています。これは、相続税は上の世代から下の世代へ課税されることを念頭に考えているという要素が入っています。

但し、配偶者がたくさんの財産を相続した場合、順番的には将来に相続税の悩みを持ち越すということにもなり得ます。このことを専門用語では一次相続と二次相続対策と言います。

小規模宅地等の特例について

次に特例をご紹介します。土地を相続する場合、一定の条件を満たせば特例を受けることができます。これを小規模宅地等の特例といいます。

小規模宅地にも種類は色々あるのですが、一番良く使われるのは特定居住用宅地といって、亡くなった方が住んでいた土地です。例えば一緒に同居していた自宅の土地を配偶者が相続する場合などは土地の評価額を最大330㎡まで80%減額することが可能になります。

これらの措置は注意点があって、相続税の申告をして初めて受けられるものであるということです。仮に財産が基礎控除を上回っているが、軽減措置を使った結果相続税を支払う必要がなくなったという場合でも、相続税の申告が必要です。相続税のことは必ず税理士にご相談されることをお勧め致します。

この記事を書いたプロ

税理士法人 徳島 [ホームページ]

ファイナンシャルプランナー 尾崎大

徳島県徳島市昭和町8丁目46-20 [地図]
TEL:088-679-6734

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
過去の主なセミナー実績
イメージ

各種セミナー講師承ります。今まで延べ人数1,000人を超える方々よりセミナーにご参加頂いております。講師料は営業の目的や、営利か非営利かなどによって異なり...

メディア掲載
イメージ

徳島人 平成27年1月号に掲載されました!

 
このプロの紹介記事
尾崎 大(おざき・だい)さん

相続を経験しているからこそできる、親身に寄り添ったサポート(1/3)

尾崎さんが所属する『税理士法人 徳島』は、徳島県庁より南に自動車で約3分ほどの好立地にあります。ファイナンシャルプランナーとして活動する尾崎さんは、同事務所7名の税理士の他、連携先の弁護士や司法書士とも協力して、日常生活で起こる様々なお金に...

尾崎大プロに相談してみよう!

四国放送 マイベストプロ

相続セミナーは延べ人数1,000人を越える実績

会社名 : 税理士法人 徳島
住所 : 徳島県徳島市昭和町8丁目46-20 [地図]
TEL : 088-679-6734

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

088-679-6734

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

尾崎大(おざきだい)

税理士法人 徳島

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
前年比183%アップ!相続税の仕組みとは

家族などが亡くなってしまうことで遺産を相続する場合、相続税はどのような仕組みになっているのでしょうか?今...

[ 相続税 ]

遺言は必ず専門家と一緒に公正証書で

遺言書といって多くの方が真っ先に思い浮かべるのは、自分で書いたもの、つまりは「自筆証書遺言」ではないでしょ...

[ 遺言 ]

遺言の効力と遺言書の種類

遺言は、自分の死後に相続人が遺産分割でトラブルを起こさないために書くといった意味もありますが、それ以上に自...

[ 遺言 ]

終活のやり方、具体的に準備すること

「自分の人生をどのように終えるか」ということについて考え、死後に家族や友人に迷惑をかけないための準備として...

[ 終活のすすめ ]

終活とは?目的やメリット、必要とされる背景状況

近年、日本には高齢化の波が押し寄せています。定年退職などにより仕事を辞めた後の人生、いわゆるセカンドライフ...

[ 終活のすすめ ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ